さてさて、薬膳で言うところの“甘味”は、=お砂糖ではない*のですが、“甘味”の代表格と言えば、やはり“お砂糖”。
*糖質=お砂糖、だけではないのと同じですね。糖質は炭水化物も含みます。
お砂糖は糖質グループの中のメンバーのひとり、ということです。
お砂糖は糖質グループの中のメンバーのひとり、ということです。
精製されたお砂糖の過剰摂取のキケン性は、前回までの記事でお伝えしました。
あとは、摂り方ですね。
以前の記事でも書いた通り、糖質は人の生命活動に必須の三大栄養素のひとつ。
無くてはならない存在です。
ですが、いわゆる甘いモノを取らなくても、同じ糖質である炭水化物(ごはんやパン、麺類)などから、わたしたちは十分なエネルギーを得ています。
昔は糖質の補給源は炭水化物がほとんどで、甘いモノというのは、高級な味、めったに食べられない味でした。
今思うと、祖母が作ってくれる芋の煮っころがしやお豆の煮物は、とにかく甘かった…食材よりも、お砂糖の味が勝っていました(^_^;)
戦前戦後の食糧難の時代を生きた祖母にとって、お砂糖は経済復興の恩恵―“美味しい味”、“贅沢な味”を代表するものだったのでしょう。
今や、お砂糖は身近な存在になりましたね。
スーパーに行けば、何の苦も無く手に入れることが出来ます。
ありがたいことですが、やはり摂り過ぎは良くありません。
とは言え。
糖質の摂取が主食の炭水化物で賄われているから、甘いモノは不要<(`^´)>と言われたら…悲しいですよね(T_T)
甘いモノは気持ちを緩めてくれますし、疲れた時はやはり口にしたくなります。
そこで、お砂糖をたくさん採り過ぎないようにするために…
お料理にはお砂糖は極力使わず、みりんで代用したり、食材の甘味を引き出すように調味します。
また、出来るだけ精製されたお砂糖ではなく、ミネラルの残った含蜜糖グループの砂糖を使用するように、心がけています。
お子さんがいるご家庭では、“おやつ”は避けては通れないでしょう。
お子さんがいるご家庭では、“おやつ”は避けては通れないでしょう。
季節の果物を使ったり、ミネラル分を含むハチミツやメープルシロップ、黒砂糖やテンサイ糖・キビ砂糖などを使って、ご家庭でおやつを手作りしてみてはいかがでしょうか(^^)
特にハチミツはオススメです。
インドや中国では、古代から薬として利用されてきました。
ハチミツは消化される際に、カルシウムやビタミンを消耗しない上に、カルシウムや鉄・マグネシウムなどのミネラル補給に役立つため、虫歯予防や骨の強化に有効なのです。
また、人の腸管内でビフィズス菌の栄養となり、腸内環境を正常化する働きがあり、下痢や赤痢に有効と言われますよ(*^_^*)
最後に、黒砂糖・ハチミツを使った簡単おやつレシピをご紹介します♪
【豆乳ゴマプリン】
豆乳:800ml
葛粉:50~80g(固さの好みで)
蜂蜜:40~60g
胡麻ペースト:大4(風味・甘味とも好みで調整)
胡麻ペースト:大4(風味・甘味とも好みで調整)
塩:少々
①
材料を鍋に入れ、葛粉が十分に溶けたら中火にかける。
② 焦がさないように混ぜ、粘りが出てきらた練って、火からおろす。
③
器に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
*要は胡麻豆腐の作り方と同じです(*^_^*)
甘味を控えて香りを楽しんでもいいですし、固めでも緩めでも美味しいですよ。
【抹茶わらび餅】
わらび餅粉:100g
水:450ml
黒砂糖又はハチミツ:50g
抹茶:小さじ2
水:450ml
黒砂糖又はハチミツ:50g
抹茶:小さじ2
黒蜜:適量 塩:少々
①
ボールにわらび餅粉・黒砂糖・抹茶を入れて混ぜ合わせる。
②
①に水を少しずつ加え、ダマがない状態にしながら混ぜる。
③
②を木べらで混ぜながら強火にかけ、固まってきたら火を弱め、透明感が出るまで練って火から下す。
④
流し缶を湿らせ、③を流し込む。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
*季節の果物を和えると彩りも綺麗ですよ(*^_^*)
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