■糖が吸収されるとどうなるの?■
炭水化物とお砂糖。
同じ糖類ですが、構造が違います。
多糖類と二糖類。
どちらが早く分解されるかは、すぐに分かりますよね(^^)
これが、一つの糖分子(グルコース)に分解されて、わたしたちのカラダに吸収されるのです。
糖は脳の大切なエネルギー源。
欠かすことのできない栄養素です。
でも、同じ糖分子になるにしても、カラダの中で起こることは、ちょっと違います。
たくさんの糖分子が集まって出来ている炭水化物は、食べてから完全に分解・吸収されるまでに時間がかかります。
だんだんに分解されて、吸収されていくのですから、血液の糖度の上昇は穏やかです。
一方、すぐに分解・吸収されるお砂糖を、たくさん食べたらどうなるかと言うと…
さて、血糖値が一気にあがると、どうなるでしょう?
人の身体は良く出来ていて、常にバランスの偏りを中和するように働きます。
急激に上がった血糖値を下げようとするのですね。
具体的に言うと、血糖値を下げるインシュリンが分泌されます。
今度は低血糖の状態となってしまうのです。(+o+)
お砂糖を取っているのに、低血糖になるなんて不思議ですね(*^_^*)
なんて呑気なことは言っていられません。
脳はブドウ糖を栄養としているため、低血糖状態はとてもキケン\(゜ロ\)(/ロ゜)/‼!
めまい・頭痛・イライラ・神経過敏・無気力・眠気などの症状を引き起こします。
具体的に言うと、副腎が興奮・覚醒作用のあるアドレナリンを分泌します。
上がったり下がったり上がったり…ジェットコースターに乗っているような感じですね。
このアドレナリンは「攻撃ホルモン」とも言われていますヽ(`^´)丿
白砂糖を大量に食べている自覚は、あまりないかもしれませんね。
でも、市販されている清涼飲料水やお菓子のほとんどには、白砂糖がたくさん使われています。
こうしたおやつを大量に食べている子供さんが、攻撃的でキレやすくなるなどの現象が報告されています。
■精製されたお砂糖の弊害■につづく
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