梅雨ですね。
梅の季節です。
青梅の酵素を仕込みました(*^_^*)
実家近くの高原の清水で、青梅を洗って、
梅の季節です。
青梅の酵素を仕込みました(*^_^*)
実家近くの高原の清水で、青梅を洗って、
ひとつひとつを割って、青梅の1.1倍の量の白砂糖と発酵助剤を混ぜて、仕込み完了。
*白砂糖は、”お砂糖のおはなし”で、大量に摂取する弊害を紹介しました。
ですが、白砂糖の単純な構造が、手作り酵素では、とても良い働きをしてくれるのです。
梅は、味は言わずと知れた”酸”、性は寒熱の偏りのない”平”。(『本草綱目』より)
昔から、“三毒を絶つ”といわれるほど、殺菌力に優れます。
*“三毒”というのは、本当は仏教で、”克服すべきもの”とされる最も根本的な三つの煩悩、”貪(とん:必要以上に求める貪りの心)”・”瞋(じん:怒りの心)”・”癡(ち:愚かさ)”のこと。人の諸悪・苦しみの根源とされています。
煩悩を毒に例えた仏教の三毒とは違い、梅が絶つ”三毒”とは、”血”・”水”・”食べ物”の毒を指します。実際に梅の持つ”酸”は、食中毒の原因となる菌の耐性を超えるのだとか。
また梅の主成分であるクエン酸は、疲労物質を分解してくれますので、夏バテ対策にもおすすめです。
さて、梅と言えば、梅を塩で付け込んだ”梅干”が、伝統的な日本の保存食に挙げられますね。
”酸”は肝臓を、”鹹”(塩からい味)は腎臓を補ってくれる味ですので、梅干しはそれひとつで、“肝腎”の良薬と言えます。
一日一つは、梅干しを食べたいですね(^_-)-☆
一日一つは、梅干しを食べたいですね(^_-)-☆
今回は、青梅の酵素の材料が余ったので、”梅肉エキス”を作りました。
作り方はシンプル、
①
梅を皮ごとすりおろして、
②
その絞り汁を煮詰め、
③
飴状になるまで練る。
これだけです。
*その際、金属性のおろし器やボール・鍋などは使わないこと。
梅の酸が金属を腐食させる、と言われています。
五行で考えてみると、梅の味は”酸”、酸味が属す行は”木”です。
”金”は”木”を抑える相剋関係。
梅が金属と相性が悪いのは、五行でも説明できますね。
作り方はいたって簡単なのですが…
固い青梅を一つずつすりおろすのも大変ですし、青梅の量から考えれば、ほんの少ししかできないので、途中で心が折れそうになります(笑)
けれども、梅肉エキスは、古くからの民間薬。
梅の数十倍の効能と抗菌性があるとも言われます。
苦労しただけの価値はあると思いませんか?
食中毒予防に、夏バテ対策に、季節の恵みである梅を、みなさんの生活の中に、たくさん取り入れてみてくださいね(*^_^*)
出来上がった”梅肉エキス” |
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