まず、夏を健康に過ごすコツは、しっかりと汗を流すこと。
発汗は、体内にこもっている熱を排出して、体温調節をするだけではありません。
余分な水分や塩分も、いっしょに出してくれます。
つまり、新陳代謝を良くして体のむくみを解消し、血圧を下げる効果が期待できます。
でも、これを裏返して考えると…?
確かに、発汗は夏の養生法の一つですが、一方で栄養分・水分を消耗することになります。
ですから、飲食による補充が大切。
これを補充しないと、体液のバランスが崩れ、代謝が乱れてしまうのです。
そこで、夏の食養生法のひとつめのコツは…
汗によって消耗される水分・ミネラル分を補給してくれる食べ物を摂ること。
トマト・胡瓜・ナス・冬瓜・オクラ・スイカ・メロンなど、夏に旬を迎える野菜や果物は、水分を豊富に含んでいますし、同時に汗と一緒に排出されるビタミンやミネラル分を補うこともできます。
また、これらの食材は、総じて“体の熱を冷ます”作用があります。
冷たい飲み物ばかりに頼らず、上手に食べ物の力を借りるようにしましょう。
加えて、汗は塩分を含みます。
発汗後は水分だけでなく、適度の塩分の補給も、お忘れなく(*^_^*)
夏の食養生法 その②に続く…
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