野蒜(のびる)は、この季節に一度は味わいたい春の味。
独特の香りと辛味があり、江戸時代の本草書『本朝食鑑』には、その味は”辛”性は”温”。
「気を下し、血を和らぐ」とあるので、気血が上半身に上りやすい春にぴったりの食材です。
ちょっと辛いので、苦手な方も多いかもしれません。
そんな方には、胡麻油でサッと炒めた卵とじもオススメです。
田舎では見つけるのにさほど苦労しませんが、先日青山を歩いていたら、意外にも街路樹の下にのびるの青い髯を見つけました。
春の野草は、都心でもたくましく生えています。
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