2015年12月8日火曜日

”食べる”ことの大切さ

わたしたちが生きる上で大切な生命力・エネルギーのことを、東洋医学では”気”と呼びます。

この”気”のチャージ方法は三つ。

ひとつめは、この世に生まれる時に、両親から受け継いだ”精気”。
”先天の気”とも呼ばれ、人によって量はマチマチです。

ふたつめは、生まれてから死ぬまで、一日も休まず呼吸をすることで取り入れる”空気”。
”天の気”とも言われます。

みっつめは、毎日の食事でチャージする”食べ物の気”。
”地の気”とも言われます。

ひとつめの”気”は、わたしたちには選べない先天的なもの。
ふたつめの”気”は、わたしたちが生きている限り、誰にでも等しく継続的にチャージされるもの。

の三つのチャージ方法の中で、わたしたちに選ぶことができるのは、”地の気”だけだということが分かります。

生きている間に、何を食べたか。
この差は、”気”=生命力・エネルギーの差になって現れると言えます。
 
”食べる”ことは、”生きる”ことでもあります。
健康や美と”食”との関係は広く知られるところですが、
ちょっと違った角度から、”食べる”ことの大切さを改めて知ってもらえたら、と思います。
 

 

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